流線型の鋭角

ミッドライフクライシスど真ん中。イラストと偏った人生観をつらつらと。

THE BACK HORN 山田将司氏 「イキルサイノウ」とか

THE BACK HORNのヴォーカル、山田将司くん。模写。

 

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THE BACK HORN 山田将司

以前アップしたCOCK ROACHと同じ水戸出身のバンド。

yasoba-juyo.hatenablog.com

アルバム「人間プログラム」で知りました。一番好きな曲は特攻をテーマにした「コバルトブルー」。胸が締め付けられる名曲です。

 

youtu.be

 

山田君の歌い方がまた響くんですが、このバンドの殆どの作詞を担当しているギターの菅波栄純さんの感性がまた凄い。むしろヤバい。

ブログタイトルに入れた「イキルサイノウ」は、3rdアルバムのタイトルであり、「ジョーカー」と言う曲の歌詞の一部です。

この言葉に出会ったのは20代半ば。

社会人として数年経ち、挫折も味わい、まさに人生に悩みまくっていた時期でした。

そんな中「イキルサイノウ」ですよ。生きるのに才能⁉と、大変衝撃を受けました。

あー自分、イキルサイノウ無いなぁ。と。だから生きにくいのかなぁと納得しました。

個人的に「イキルサイノウ」とは、「自分を肯定し、人生を楽しむ能力」だと解釈しています。社会で生きる技術とはまた別。後者は習得できますから。

あれから随分と年月は経ちましたが、本質は変わらず今に至ります。

気付けば自分の駄目な部分を探し、自分は駄目人間だと確認して安心しています。

駄目人間は、努力しなくても駄目人間でいられるので、ある意味楽なんです。だから駄目なんですけれど。

楽しい時もたくさんあるけれど、ふと罪悪感を抱いたり、こんな自分が成功するわけないんだと、図にのってるんじゃないよ自分!などと自己否定してみたり。

うん、「イキルサイノウ」無いな!

じゃあ何故生きているかって、やっぱり死ぬのは怖いからなんでしょうね。

生き物の本能ですね。才能なんか吹き飛ばすのが本能ですよ、恐ろしい。

才能が無くても、明日もまた生きるんです。頑張ります。