THE BACK HORNのヴォーカル、山田将司くん。模写。
以前アップしたCOCK ROACHと同じ水戸出身のバンド。
アルバム「人間プログラム」で知りました。一番好きな曲は特攻をテーマにした「コバルトブルー」。胸が締め付けられる名曲です。
山田君の歌い方がまた響くんですが、このバンドの殆どの作詞を担当しているギターの菅波栄純さんの感性がまた凄い。むしろヤバい。
ブログタイトルに入れた「イキルサイノウ」は、3rdアルバムのタイトルであり、「ジョーカー」と言う曲の歌詞の一部です。
この言葉に出会ったのは20代半ば。
社会人として数年経ち、挫折も味わい、まさに人生に悩みまくっていた時期でした。
そんな中「イキルサイノウ」ですよ。生きるのに才能⁉と、大変衝撃を受けました。
あー自分、イキルサイノウ無いなぁ。と。だから生きにくいのかなぁと納得しました。
個人的に「イキルサイノウ」とは、「自分を肯定し、人生を楽しむ能力」だと解釈しています。社会で生きる技術とはまた別。後者は習得できますから。
あれから随分と年月は経ちましたが、本質は変わらず今に至ります。
気付けば自分の駄目な部分を探し、自分は駄目人間だと確認して安心しています。
駄目人間は、努力しなくても駄目人間でいられるので、ある意味楽なんです。だから駄目なんですけれど。
楽しい時もたくさんあるけれど、ふと罪悪感を抱いたり、こんな自分が成功するわけないんだと、図にのってるんじゃないよ自分!などと自己否定してみたり。
うん、「イキルサイノウ」無いな!
じゃあ何故生きているかって、やっぱり死ぬのは怖いからなんでしょうね。
生き物の本能ですね。才能なんか吹き飛ばすのが本能ですよ、恐ろしい。
才能が無くても、明日もまた生きるんです。頑張ります。