流線型の鋭角

ミッドライフクライシスど真ん中。イラストと偏った人生観をつらつらと。

赤木しげる 実写模写

ドラマ『天 天和通りの快男児』より、吉田栄作演ずる『赤木しげる』模写。完成。

 

f:id:yasoba_juyo:20190728173109j:plain

赤木しげる 実写模写

以前アップしたシャープペン画。比較対象の為再アップ。

 

f:id:yasoba_juyo:20190715204509j:plain

赤木しげる 実写模写 シャープペン画

天の通夜編、アカギと原田の会話の中で、アカギが言った一連の台詞が好きです。

『俺は「成功」を少し積んだらすぐ崩すことにしてきた…!』

「成功」はある程度までは良いが、ある時点で人生を縛りに来る、という理論が衝撃でした。アカギの価値観と言い、死生観と言い、常人からかけ離れた潔さが本当に凄い。

自分は…まさに今まで唯々流されるまま積み上げたものに縛られています。

まったく『スカッと』生きていません。

自分の理想と世間体。家人や職場が求める私。一般的な「普通」である為の足枷。

自分はどう生きたいか、と考え直せば、そこそこ普通の収入があって、好きな時に好きな絵が描けて、できれば一人で静かに暮らしたい。と言ったところでしょうか。

だとすると色々な物が余分なんだろうなぁ。それらをアカギの様にスカッと手離せれば良いのだけれど、結局原田の生き方を選んでしまう。今まで積み上げた物を手離す勇気はなかなか湧かない。手離してでもやっていけるだけの自信が無い。悲しいなぁ。

どうしたものかなぁ…。少しずつ余計な物からフェードアウトしていけたら良いなぁ。