流線型の鋭角

ミッドライフクライシスど真ん中。イラストと偏った人生観をつらつらと。

賭博黙示録カイジ 『勝たなきゃ誰かの養分』

『賭博黙示録 カイジ』映画ポスターの藤原竜也氏。ボールペン画。似てません。

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カイジ 藤原竜也

漫画のイメージで描いたラクガキ。手癖全開。

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あろうことか…祈ってしまった…!

福本伸行先生の作品は、どれも名言の宝庫です。

『賭博黙示録 カイジ』で一番好きな名言は、利根川幸雄先生の

 

『金はな……命より重いんだっ……!

世間の大人どもが本当のことを言わないならオレが言ってやるっ……!

金は命より重い…!

そこの認識をごまかす輩は生涯地を這う……!!』

 

…えぐい。えぐすぎて吐きそう。でもこれはキレイごとじゃなく、ある意味真実。

そしてこの記事タイトルにも書いた、主人公カイジ

 

『勝たなきゃ駄目だ……

勝たなきゃ悲惨がむしろ当たり前

勝たなきゃ誰かの養分……』

 

これですよ。まさに我が人生は誰かの養分。

勝っていない=負け、ではなく、そもそも勝負を避けて逃げている自分の人生。

戦わなければ負ける事も無いから、養分にもならない。

…わけがありません。甘かった。完全に不戦敗でした。

そもそも逃げている時点で搾取対象。

流されるから使い勝手の良い便利な人材。

良い人と言う名の都合の良い人。

取り合えず私が謝っておけばこの場は丸くおさまるんだろう、私が悪くなくてもさ。

…どうしてこうなったのか。

多分節目節目で諦めて流されて、気が付いたら吸い取られるのが当たり前になっていました。抗った事もあったけれど、結局無駄だったからな。学習性無気力です。

こうやって生きてきた結果、自己肯定感が低い卑屈な人間になりました。

なかなかすぐには生き方が変えられません。

折を見て少しずつ改善していかれれば良いんだけれど。