先日アップした気だるげな女性絵を、アマビエっぽくアレンジしました。
感染拡大真っ只中。少しでも恩恵に肖りたい。
薬師寺寛邦 キッサコの『卻瘟神呪 (ぎゃくおんじんしゅ)』を聴きながら描きました。疫病退散を願うお経だそうです。
お経は興味があるけれど、どうにもとっつきづらいのが本音です。
薬師寺寛邦さんは、音楽家であるとともに、愛媛県今治市の臨済宗・海禅寺の副住職様です。
現役の副住職様が、庶民に分かりやすい様に、とっつきやすい様に各お経を音楽にして下さるのは本当に有難いです。素晴らしい布教活動。凄く癒されます。
作品が誰かに善い影響を与える。素晴らしい事です。
自分も絵を描きます。昔は誰かに、世間に認められたいとか、影響を与えたいとか思っていました。要するに自己顕示欲です。ギラギラしてたかなぁ。
紆余曲折あって、今は自己顕示欲を引きずりつつ、自分が描きたい物を描ければ良いかなぁ、という気持ちに落ち着いてきました。無理して描く事も無くなってきたかな。
その分成長も無くなりましたが。
昔は、絵は自分の武器でした。今は静かな友人といったところでしょうか。
心穏やかに、静かに人生を送れれば良いのです。