流線型の鋭角

ミッドライフクライシスど真ん中。イラストと偏った人生観をつらつらと。

Happy new year 2022

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 

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happy new year 2022

元絵は2021年10月30日にアップした、アマンダ・サイフリッド氏イラスト。

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Amanda Michelle Seyfried

いつものCorel Painter 2021で着色、仕上げ。今年の年賀状にしました。

 

昨年は昨年で色々ありました…。親の受診付き添いもたくさん行ったし、仕事では長期の研修にも行きました。

有難い事に、概ね平穏な一年でした。

算命学では、昨年(厳密には今年の節分まで)の課題は「人間関係の広がり、協力する事」でした。これは仕事と研修のお陰で、達成出来た気がします(笑)。

今年の年運は「のんびり過ごしたいと思う時期」との事。

家族一同、心身共に健康で、日々平穏ならそれで良しです。

算命学は中国発祥の生年月日から算出される占術の一つです。四柱推命は生年月日+出生時間で命式が出ます。

算命学、四柱推命に加え、ホロスコープを調べておくと、生年月日から占う占術(アプリとか)が何を基準にしているか分かって面白いです。課金防止にもつながります。

sanmeigaku.info

今年の目標は「自分を卑下しないこと」「運動をすること」「絵を描く事」。

本年も穏やかな1年になりますように。

 

平沢進氏イラスト完成 …とやっぱり家人の受診付き添い

12月9日にアップした平沢進氏イラスト完成。

 

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平沢進

前段階はこちらでした。

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before

yasoba-juyo.hatenablog.com

最近の通勤や家人の受診付き添いの車内BGMは、専ら平沢進師匠。癒されます。

好きな曲は多々あれど、最近は「庭師KING」がお気に入りです。

 

youtu.be

www.utamap.com

主人公は庭師なのかキングなのか、庭師のキングなのか。何だか神様のイメージ。

このキングが、キングなのに働くんですよ。「人の庭に全て足りるまで」働く。

壮大な曲調と、優しい言葉の選択に、何よりキングのひたむきさと健気さに、胸を撃たれます。

真の王たるものは、民の為に在るんですねぇ。

 

昨日は今月2度目の家人受診付き添い。前回は内科。今回は整形外科。片道1時間。

内科の方は落ち着いてきたものの、整形がよろしくない。

両変形性膝関節症にて、ヒアルロン酸注射実施。ヒアルロン酸注射は2~3週に1回ずつ数回行うとの事で、次回は2週間後。多分さらに2週間後も整形で、2月頭には既に内科予約済み。

母は母で、肛門から出血があった模様。こっちは地元で大腸内視鏡検査になるなぁ…。

両親の体調も心配ではありますが、自分の勤務調整とか、休みが受診付き添いで潰れるとか、今後の介護人生がジワジワ迫ってきているなぁとか、自分的に色々考えてしまいます。気が重いなー。

「自分で歩けるだけでも御の字だよ。こっちは車椅子だよ」とは、介護中の同僚の談。

今は恵まれているんでしょうね。頭では分かっているけれど、後ろ向きに考えるのが非常に得意な為、放っておけばどんどん悪い方向に考えちゃいます。

そんな時こそ、平沢進師匠の曲を聴こう。ささくれだった気持ちが少し安らぎます。

どうか私の未来に安寧あれ。

 

 

冬のセーラー服の彼女と「うっせぇわ」

セーラー服冬服長髪前髪ぱっつん。Adoさんの「うっせぇわ」っぽい感じ。

 

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薄い少女

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個人的にAdoさんの曲で好きなのが「レディメイド」。

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巷で「うっせぇわ」が流行りだしてから随分立った今年の夏ごろ、YouTubeで聴きました。

syudouさんの作詞・楽曲も秀逸ながら、Adoさんの表現力が素晴らしい。

「うっせぇわ」の歌詞の「あなたが思うより健康です」。この一言から、心配という名の支配への鬱陶しさやら苛立ちやらを感じました。

過干渉は辛い。周りから分かりにくいのも余計質が悪い。

2番の飲み会の表現も社会人あるある。会社の飲み会は仕事の延長。現代社会には不必要な忌まわしき文化だと思います。

アラフォーの私ですらそう思うんだから、Adoさんやsyudouさん達のZ世代には苦痛でしかないでしょう。

まさに一部の「現代の代弁者」です。Adoさんの存在に救われている人間は多いと思います。

どうにも生きづらい世の中ですが、この才能を咲かし続けてほしいです。

 

エリクソンの「ジェネラティヴィティ(次世代育成能力)」

先日修了した研修の学びのひとつ。

エリク・H・エリクソンの発達段階の中の「ジェネラティヴィティ(generativity)」という考え方。

 

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Erik Homburger Erikson

ja.wikipedia.org

エリクソンといえば「エリクソンの心理社会的発達理論」。学校で習って、分かった様な分かり切れない様な感覚を味わうアレです。

有名なのは「アイデンティティ」の概念ですが、未だにうまく説明が出来ません。

そんな中、今回の研修の中で学んだのが「ジェネラティヴィティ(generativity)」。

「次世代育成能力」と訳されています。以下Wikipediaより引用。

 

次世代育成能力(じせだいいくせいのうりょく、Generativity)は、心理学者のエリク・エリクソンが成人期に獲得すべき発達課題として挙げた人間的性質のひとつ。

概要[編集]

彼が同様に提唱した、青年期について挙げた自己同一性、つまり「自分探し、自分が一体何ものか見つけ出し、それと知ること」に比べると、知名度が低い。これは、この英単語「Generativity」が専門家の間では生殖性と日本語訳されることが多かったため、女性のみの課題と思われていたからとも解される。

次世代育成能力は、生殖に限ったこととエリクソンは定義しておらず、女性が出産することだけでない。性別を問わず、自らの出産・仕事・ライフワーク・教育などの営みによって影響を与える新生児・後輩・後継者・教え子・自分の作品などの次の世代の人(物)との間に良好な関係を持ち、次世代の主体を育み、育てていくことができる能力をいう。

 

…これは衝撃でした。生殖に限らないのか…‼素晴らしい。

エリクソンの発達課題では、40歳~64歳の壮年期の心理的課題として「生殖VS.自己吸収」をあげ、存在しうる質問として「私は自分の人生をあてにできるか?」と投げかけています。

なので、壮年期の課題は生殖ありきで評価しているのだと思っていました。

そもそも成人期の質問「愛することが出来るか」で既につまづいている自分には、エリクソンの発達課題に対してほぼ他人事と考えていました。

しかし、さすがエリクソンさん。生殖のみに関わらず、次世代育成に関わることが出来れば良い、って、かなり守備範囲を広くとって下さっているではありませんか。

そもそも今回の研修は実習生に対する指導についてでした。まさに次世代育成。

これなら私も微力ながら関われるかもしれません。

ちなみに壮年期の次、老年期の心理的課題は「自己統合VS.絶望」。存在しうる質問は「私は私でいて良かったか?」という、アイデンティティの振り返りの様な課題。

人生の最期に「私は私でいて良かった」と思えたら本望ですよね。

今まさに壮年期のミッドライフクライシスど真ん中。

自分でも出来そうなところから、少しずつ行動していこうと思います。

平沢進氏イラスト …と家人の受診付き添い

平沢進師匠。Corel Painter 2021でラクガキ中。

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平沢進師匠 ラクガキ

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Painter作業中画面

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yasoba-juyo.hatenablog.com

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今日は2か月ぶりの家人の受診付き添い。今日は内科と皮膚科。血管エコーと採血採尿あり。

7:45に出て8:50に到着。待ち時間やら移動時間やらで、帰宅は13:05。

一旦父を自宅に届けた後、今度は薬局に行きお薬の受け取り。私の最終帰宅は14:00。

昨日まで2日勤。明日から2日勤後夜勤。本当はもう少し休みたい。

今回車のBGMを平沢進師匠にしたところ、いつもより心にゆとりが持てました(笑)。

平沢進師匠の音楽と歌声にはα波みたいなモノがあるに違いない。

今月は22日にも整形受診付き添いあり。

もうね、仕方ないことですね。私しかいないもの。頑張りましょう。

最近、公私共に、与えられた仕事や役割を一生懸命にこなすことが、今の自分の課題なんだと思えるようになりました。

昔に比べれば穏やかになったものです。頑張りましょう。

ヴィカ レヴィナさんイラスト …と「最近あったちょっといいこと」

今週のお題「最近あったちょっといいこと」

ロシア出身のモデル、ヴィカ レヴィナさん模写。大変美しい方です。

 

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Vika Levina 鉛筆画

今週のお題「最近あったちょっといいこと」。

それは、先月末に、3ヶ月30日に及ぶ長期研修が無事修了したことです。頑張った私!

今回の研修でお世話になった担当教務の方に、似顔絵(リアル版とディフォルメ版の2種類)を描いてお渡ししたら、とても喜んで下さいました。

これまた「最近あったちょっといいこと」です。

いや「とてもいいこと」ですね。喜んで頂けるととても嬉しいです。

イラストが描けること、お休みの日に昼間からゆっくり寝れること、ご飯が3食美味しくいただけること。普通の事が普通に行えて日々平穏に暮らせること。

「最近あったちょっといいこと」の全てです。

 

見つめる少女2013 コミックイラストからリアル系イラストへの転向

はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと

2013年に描いた少女。ある意味私の転機になったイラストです。

 

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見つめる

モデルは言うまでもなく『LEON』のマチルダ役、ナタリー・ポートマンですね。

実はこの絵は、私のイラスト人生初のリアル系イラストになります。

それまでは所謂コミックイラスト、つまり主線がハッキリしたアニメ調イラストでした。

以前アップした竜宮城イラストが該当します。こんな感じ。

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竜宮城のふたり

では何故リアル絵に方向転換したか。

自分のコミック調の絵柄が、時代についていけなくなったからです。辛いなぁ。

各時代において絵柄の流行というのは必ずあります。中でもコミックイラスト系の流行は顕著です。気が付けば時代錯誤に陥ります。

現在長きにわたって第一線で活躍されている漫画家さんは、流行に流されない自分の絵柄を確立されていたり、ストーリーが素晴らしかったりと、流行を凌駕する何かを持っている方々だと思います。

残念ながら私には限界しかありませんでした。残念。

ならばリアル系に挑戦してみようと思い、描いたのが1枚目のイラスト。

今見ると、やはり時代を感じますね。塗り方とか眉毛とかが特に。

ともあれ、このイラストは当時勤めていた職場のイベントのポスターにしました。

毎回イベントごとに、年4回ほどポスター担当していたのですが、周りの反応が思ったより良かったのを覚えています。

特に印象的だったのが年配のK先生の言葉。K先生はこう仰いました。

『今までのも良いけれど、この絵は良いね。どの年代の人が見ても良いって思える絵を描くのも大事だよ』と。

この言葉には救われました。新しい挑戦に対し、肯定的に応援して頂けることは、本当に嬉しいし安心するものです。

この絵を機に、主線の主張を辞め、所謂リアル系厚塗りの方向に転換しました。

未だに描き方は確立できておらず、毎回首を傾げながら絵を描いています。

当時に比べ、制作ペースは格段に下がったし、モチベーションの維持にも努力が必要です。

しかし良い意味で、今の年齢にあった描き方やモチーフを選べている様な気もします。

この10年でイラストの方向性は変わったけれど、イラストを描き続けている事は変わりません。多分今後も描き続けるでしょう。

あの時声をかけて下さったK先生、本当に有難うございました。