流線型の鋭角

ミッドライフクライシスど真ん中。イラストと偏った人生観をつらつらと。

気だるげな女性 …と、家人の受診付き添いの話

毎月恒例プラスαの家人の受診付き添い日でした。

待ち時間中に描いたイラスト。ボールペンで模写。

 

f:id:yasoba_juyo:20210617200556j:plain

待ちぼうけ

家人の難病は落ち着いてきたものの、今度は整形外科がメインになってきました。

今日は腰椎すべり症及び脊柱菅狭窄症に対し、初の仙骨ブロックをしてもらいました。
ここでまさかの一波乱。
普通なら30分~1時間程度で切れる局所麻酔が、結果的に5時間半、効果が続いてしまいました。

両足に力が入らず立ち上がれない、歩けない状態が続きました…。
本人は「大丈夫」と言うも、全然大丈夫ではありません!フラッフラな状態で無理して帰って、転んで骨折なんてしたら目も当てられません!
外来看護師さんの配慮で、処置室のベッドサイドに私が座り、麻酔の効果が切れるのを待ちました。
担当の先生や看護師さんが心配して、こまめに様子を見に来てくれました。感謝です。

最終的に14:20まで処置室ベッドで寝て様子観察。わずかに両足の痺れが残るものの、歩行状態も改善した為、帰ることに。

念の為、車椅子をお借りして、まずは車椅子用トイレに誘導。その後車椅子で駐車場まで移動し、家人を車に乗せました。私は再度外来受付に車椅子を返しに戻り、もう一度駐車場に移動。そこから1時間かけて帰宅。

幸い家に帰って1時間後くらいには、局所麻酔の影響がなくなりました。…良かった。

家人を家に送り届けた後も、処方箋を提出するために薬局に移動。

7;50に家を出てから、私が帰宅したのは16:00。

かかった時間と言い、行動内容と言い、完全に『勤務』ですね…。休んだ気はしません。

昨日も22:00過ぎに帰宅だったし、明日からもお仕事。辛いなぁ。

しかも今月は整形外科だけで3回受診。次回は12日後。…流石に疲れますね…。

ゆるやかに、でも確実に、親の介護に向かって進んでいるんだろうなぁ…。

家族が家族として機能するためには、家族構成員一人一人が妥協と譲歩をしながら、危ういバランスを保つ必要があると思います。

家族は組織です。自由ではいられない。

N市で一人暮らしをしていた頃が懐かしいです。