流線型の鋭角

ミッドライフクライシスど真ん中。イラストと偏った人生観をつらつらと。

Danila Kovalev氏 イラスト着色完成 

6/11の記事にアップしたロシアのモデル、ダニラ・コワロフ氏。イラスト完成。

 

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Danila Kovalev  Painter着色

比較の為に、元絵のボールペン画。

 

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Danila Kovalev ボールペン画

今回はガッツリ油絵風を目指しました。元絵の線画完全無視状態。

昔、美術の先生が『油彩やアクリル画は、色を重ねていくから修正が楽』と言っていました。…わかるけど大変。

所謂厚塗りは、先生が言ったとおり、色を重ねる事で修正は可能です。

しかしガイドとなる線画が消えてしまうのが、とても不安。物の形や完成形をイメージ出来ないと難しいのが厚塗り。その分、線画の完成度はあまり関係しない印象です。

逆に水彩画は、元の線画ありき。修正が効かない分、ガイドである線画が見えているので安心。逆に言うと、線画の時点でデッサンが狂っていると目も当てられないのが欠点。

…難しいなぁ。

デジタルは厚塗り・水彩画の欠点を補いつつ、両者の良いとこどりが出来る優れもの。

レイヤー機能とレイヤーパターンは、デジタルイラストでは当然の機能ですが、最初に考えた人はすごいと思います。

修正も複製も、エフェクトだって画面の中で試せてしまう。凄いよなぁ。

機能は凄いけれど、使いこなすのはやっぱり難しい。

ぼちぼち挑戦していきます。