流線型の鋭角

ミッドライフクライシスど真ん中。イラストと偏った人生観をつらつらと。

気だるげな女性 水彩ベースで着色中

6月に描いたボールペン画をCorel Painter 2021で着色中。ネットで見つけた美女模写。

 

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気だるげな女性

yasoba-juyo.hatenablog.com

まずはデジタル水彩ブラシでざっくり着色。

正直、この着色始めくらいが一番気楽で楽しいです。

ここから線画をぼかしつつ、手探りでオイルパステルブラシやらリアルブレンドブラシやでこねくり回し、ゴール地点を見失うのがいつものパターン。学べない。

このイラストを描きながら、BLANKEY JET CITYの「彼女は死んだ」が浮かびました。

 

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THEE MICHELLE GUN ELEPHANTに次いで好きだったバンドです。3人ともカッコイイ。

一番多感な頃に聴いた音楽は、いくつになっても色褪せません。

この曲の「彼女」は「21回目の誕生日の朝」に死んでしまうんだけれど、不思議と悲壮感よりも解放感みたいなものを感じます。

「一度も海を見ることもなく死んじまった」けれど、「天国へ行ける」し、天国に行けたら海も見れるかもしれない。

何が悲しいかなんて、当事者以外に分かりはしません。幸福もまたしかり。

一般常識なんて、その時代の多数派理論に過ぎません。

先日、「彼女」の倍数回目の誕生日を迎えました。

2020年の平均寿命は、女性が87.74歳。男性が81.64歳だそうです。

今後変動があるとはいえ、まだ折り返し地点に到達していない事に衝撃を受けました。

我が家の女系は長生き系統だしなぁ…。まだまだ人生は続く。

何かの動画か書籍かで、「自分の人生を生きていないと感じるのは、今後の人生をこうしたい、という方針が定まっていないからだ」的な事を言っていました。

まさに自分の現状に当てはまり、何とも言えない気持ちになりました。

気が付くと流されて、他人の人生を生きてしまっているんだよなぁ。

残りの長い人生の中で、自分主体の人生にシフトできたら良いですね。