ネットで見つけた美少女?美少年?着色完成。Corel Painter 2021使用。
イラストレーター、さいとうなおき先生のYouTube動画で、背景を描くとイラストの映え方が違うと解説されていました。さっそく実行。キラキラ爽やかな感じになりました。背景、面倒臭いけれど大事ですねぇ。
さいとう先生のチャンネルは、イラストの方法論から精神論まで幅広く語られていて、とても面白いです。
元絵はこちら。
先月に引き続き、ZOOMで研修を受けています。
その中で、「自己概念は他者を通して形成される」といった内容が印象的でした。
何故なら、前回アップした南直哉禅僧の著書「禅僧が教える 心がラクになる生き方」でも、同じような事が書かれていたからです。
以下引用です。
「いや、“自分”がいるのは当たり前じゃないか」「自分を大切にするのは当然だろう」と、あなたは思うでしょう。
しかしその「自分」とはなんでしょうか?
「体」かというと、そうではありません。身体の細胞は、3ヶ月もすればすべて入れ替わります。そうすると、それはもう「別人」です。
では「心」かといえば、これもまた証明できる話ではありません。
「“昨日の心”と“今日の心”が同じだと言える根拠は?」と尋ねられると、答えに詰まるはずです。
そもそも、「昨日の自分」と「今日の自分」が同じだと言える根拠は、2つしかありません。
それは、自分自身の「記憶」と「他人からの承認」だけです。
南直哉「禅僧が教える 心がラクになる生き方」より
昨今、SNS等で過度な承認欲求による弊害が目立ちます。それに伴い、一時期「承認欲求を捨てよ」的な考えが流行った印象です。
しかし、承認欲求は人間にデフォルトで搭載された機能です。つまり、承認欲求を完全に無くすのは無理があるのです。
承認欲求ありきで、適量を守るのが最適な生き方なのでしょう。
ある意味塩分と一緒。無いと生きていかれないけれど、過剰摂取は健康を害します。
承認欲求があるという事は、人間は生きる上で他者の存在が必要であること。
つまり人間は一人で生きていくのには限界があるという事。
…そうなのかー…。まず理論としては納得できました。それだけでも私的には大進歩。
今は立ち止まって学ぶ時期。
「自分」に拘り過ぎず、少し引いた目線で、ラクに生きられれば良いと思います。